最近、クルミが食品原材料の表示義務となり話題になっています。食物アレルギーでナッツ類が占める順位は、2015年では8位とだったものが2021年には3位にまで増加しており、クルミはアナフィラキシーショックなど重篤なアレルギーをおこす頻度も多い食品となっています。
ナッツ類でもアレルギーをおこしやすいもの、クルミ、ピーナッツ、カシューナッツについてはAra 2(ピーナッツ)、Jugr1(クルミ)、Anao3(カシューナッツ)が保険適応になり、アレルギー診断をすることが可能になりました。当院でも採血にて検査可能であり、フローチャート*によりアレルギー診断をおこなっています。
いままでアレルギー検査などで異常がないもののアレルギー症状がある方、ピーナッツなどナッツ類アレルギーを疑っている方はご気軽に受診ください。
*経口負荷試験が必要な場合などは当院関連病院を紹介をいたします。
Comments