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​ほくろ除去

ほくろ除去の種類

当クリニックで施行可能なほくろ除去は以下の3つの方法です。

 

  • 手術による切除 

  • 炭酸ガスレーザー除去(蒸散法) 

  • バイポーラ式ほくろ除去 

 

手術は保険診療(病理検査が必要な場合)になることがありますが、炭酸ガスレーザー、バイポーラ式は自由診療になります。

 

これらの方法にはそれぞれ利点と欠点があり、それぞれの目的によって上手に選んでいく必要があります。当クリニックでは切除前にかならずダーモスコピーによる診断を行います。ほくろと診断できたもののみを除去いたします。

手術による切除

手術*による切除は従来より行われてきた方法で、盛り上がりのあるほくろ(真皮内母斑;ミーシャ型母斑、ウンナ型母斑)のように真皮内にまでほくろの細胞(母斑細胞)があるものを全摘するために有用です。また病理検査で確実に診断できることから、ほくろと鑑別が難しい場合にも用いられます。欠点は線状あるいは瘢痕状の手術痕が残ることです。

 

麻酔は局所麻酔の注射をおこないます。

 

術後には疼痛予防の消炎鎮痛剤、感染予防の抗生剤を処方します。

 

*ほくろ以外を疑う場合は保険診療で切除することができます。ダーモスコピーでほくろと診断された場合は、原則自由診療(炭酸ガスレーザーあるいはバイポーラ法)による除去となります。大きさや部位により手術を選択する場合もあります。

手術(保険にて3割負担の場合)

料金(目安)

直径20mmまでのほくろ

10,000〜16,000円

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炭酸ガスレーザーによる除去

ほくろを炭酸ガスレーザーを使用して除去する方法です。レーザーは水に吸収し熱エネルギーを生じるため、その蒸散作用を利用してほくろを削り取ります。傷も目立たず、術後管理も簡便なため、もっともよく用いられている方法です。盛り上がりのあるほくろで用いられますが、手術と異なり深くまで治療すると傷が凹んでしまう(陥凹)ため、ほくろを全て取り切ることができない事が多いです。また病理検査に提出できないため、ダーモスコピーでほくろと診断できない場合は行いません。ほくろによっては再発する可能性があることを理解した上で行うことが必要です。

 

麻酔は局所を冷却するか、クリーム・局所注射をおこないます。

 

術後の処置にハイドロコロイド製剤(創傷被覆材)を使用することがあります。疼痛予防に消炎鎮痛剤を処方することがあります。

 

炭酸ガスレーザーによる切除は自由診療となります。ほくろの大きさにより金額が変わります。ご相談ください。

炭酸ガスレーザー(税抜)

1個目 2個〜

直径1〜2mm

10,000円 8,000円

直径3〜5mm

18,000円 15,000円

直径6〜10mm

26,000円 23,000円

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注意:複数個除去の場合は、一番大きなものを1個目と数えます

バイポーラ式ほくろ除去

おもに体、四肢にみられる平らなほくろ(表皮内母斑;クラーク型母斑)に対しておこなう方法です。バイポーラ(高周波メス)と呼ばれる凝固止血を行う器械を使用します。手技が非常に簡便で、傷もほとんど目立たないという利点があります。ダーモスコピーで確実にほくろと診断できる場合のみ施行しますが、平らであっても深いとこにほくろの細胞(母斑細胞)がある場合もあり、再発する可能性があることに留意してください。

 

クリーム、テープもしくは保冷剤による冷却により麻酔をおこないます。

 

術後の処置にハイドロコロイド製剤(創傷被覆材)を使用することがあります。

バイポーラ式

1個あたり(税抜)

直径1〜3mmまでのほくろ

5,000円

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