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未就学児のアレルギー症状と思春期の花粉-食物アレルギー症候群(PFAS)が関連していることがわかりました

国立成育医療研究センターのコホート研究(安戸裕貴医師、山本貴和子医師ら)により、下記のことが明らかになりました。


  1. 花粉-食物アレルギー症候群がアレルギーマーチ*のアレルギー症状と関連していることがわかりました

  2. 5歳時のアトピー性皮膚炎(+喘鳴(喘息症状)、アレルギー性鼻炎などの併存)は、13歳時の花粉-食物アレルギー症候群(PFAS)との関連が統計学的に有意になりました

  3. 5歳時のシラカバ、スギ、ネコ感作は、13歳時の花粉-食物アレルギー症候群との関連が統計学的に有意となりました

*アレルギーマーチ:乳幼児期のアトピー性皮膚炎を始まりとし、続いて食物アレルギー、気管支喘息、アレルギー性鼻炎と次々と異なる時期に出現してくるアレルギー症状をマーチ(行進)に例えた表現です


花粉-食物アレルギー症候群(口腔アレルギー症候群(OAS)とも呼ばれます)は、花粉感作後に、花粉と交差抗原性を有する植物性食物(果物、野菜、ナッツなど)を経口摂取してアレルギー症状を来す病態を指します。例えばシラカバはバラ科の果物(リンゴ、もも、さくらんぼ、なしなど)、ナッツ類、豆乳、スギはトマト、ブタクサはウリ科の果物・野菜(メロン、スイカ、きゅうり、ズッキーニなど)に交差しています。


当院では従来、小児アトピー性皮膚炎の患者さんに対して、小学校入学前に血にてアレルギー検査を行うことにしていましたが、これからは5歳時にスギ、ネコ、シラカバを含めた検査を行うことで、気管支喘息、アレルギー鼻炎などの症状がでるか確認することにします。


アトピー性皮膚炎のあるお子さんで採血を希望される方は、診察時にお伝えください。


国立成育医療研究センタープレスリリース



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