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新しいアトピー性皮膚炎治療薬(経口生物学的製剤)についての当院の考え

アトピー性皮膚炎の治療薬はステロイド外用の治療から大きく変革し、関節リウマチ、潰瘍性大腸炎、尋常性乾癬と同様にサイトカインを阻害することで症状が劇的に軽快することがわかってきました。現在、本邦では下記の経口生物学的製剤が保険適応として承認されています。


JAK阻害薬(生物学的製剤・経口)

1. バリシニチブ(オルミエント®)

2. ウパダシニチブ(リンヴォック®)

3. アブロシニチブ(サインバンコ®)


日本での適応は「既存治療で効果不十分なアトピー性皮膚炎(ステロイド外用剤やタクロリムス外用剤等の抗炎症外用剤による適切な治療を一定期間施行しても、十分な効果が得られず、強い炎症を伴う皮疹が広範囲に及ぶ患者に用いること)」となりますが、米国では「他の全身療法(生物学的製剤を含む)で適切に管理不能又はその使用を推奨できない成人の中等症から重症で難治性のアトピー性皮膚炎患者の治療を適応」とより厳格な条件になっています。


これらの経口生物学的製剤は、尋常性乾癬のように特定の施設でしか治療できないわけではありません。治療ができる医療機関の条件として下記項目を満たすことが日本皮膚科学会より勧告され、承認届出が必要になっています。


1) 皮膚科専門医が常勤していること

2) 乾癬生物学的製剤安全対策講習会の受講履歴があること

3) 薬剤の導入および維持において近隣の施設に必要な検査をお願いできること


当院は上記条件を満たしていますが、新しい薬でありアトピー性皮膚炎での経口生物学的製剤の使用経験がない(尋常性乾癬の生物学的製剤は大学病院時代に治療を担当していました)こと、定期的なレントゲン検査や採血検査が必要であり、厳格なフォローが必要なことから、必要な場合は感染症科、呼吸器内科が併設している近隣の大学病院、総合病院に紹介いたします。


デュピルマブ(デュピクセント®)については上記条件がなく、当院でも治療しており、アトピー性皮膚炎と鑑別すべき疾患を除外し、ガイドラインに準拠して使用しています。よろしくお願いいたします。


こばやし皮ふケアクリニック

院長 小林 憲

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